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ふぞろいのザクロたち
第9章 告白

広い浴槽…
家庭のお風呂では考えられないほどの広さだ。

互いに向き合って手足を伸ばせるほどなのに
広は恵美里に密着してきた。

「そんなにくっつく事ないじゃない」

「くっつきたいんだよ、
恵美里の肌がすべすべで気持ちいいから」

「もう!」

こんなに明るい場所で
裸で抱かれていると思うだけで、
再び恥ずかしさと緊張感が訪れてしまう。

『こんな密着して…恥ずかしい』

さっきまで互いの生殖器をハメあったのに
こうして二人でのんびり入浴していることが
不思議でたまらなかった。

愛されている確信は得たけれど
まだちゃんと広の口から
決定的な言葉を貰えていない…

恵美里が動かずに体を強ばらせていると
広の手がいつの間にか恵美里の胸に
近づいているのがわかった。

「きゃあっ…」

お湯の中で広に胸を揉まれた。

「恵美里のおっぱい、
柔らかくて気持ちいいから触りたくなる」

広の手は恵美里の胸を優しく揉んでいる。

「もう…ダメよ、今はお風呂の時間だよ?」

「だめ?」

恵美里をのぞき込むように広は求めてくる。

少し寂しげな表情で恵美里を見つめる。

『そんな顔で言われたら
何も言えないのわかってるくせに…』

「…いいよ」

「へへへ…そうこなくっちゃ」

嬉しそうな声で笑うと、
広はゆっくり恵美里の柔らかな胸を包みこむ。

乳首には触れないようにしながら
優しく優しくその膨らみを堪能し始めた。

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