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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第15章 快楽という名の檻
卓司は正常位からの挿入シーンを撮影すると布団の横に向けカメラを置いた。
もちろんレンズは交わる二人の報告に向けたられている。

「私の番だと言っただろ…待つわけにはいかないな…」

「ほんとに…壊れちゃう……こんなに感じてばかり……初めてなの……」

冬に犯され続けた時とは花怜の気持ちも違っていた。
思い出した身体は自らも快楽を求めているのだから…。

「壊れていいんだよ…明日まで二人きりだからな…誰に遠慮することがあるっていうんだ?…」

【お義父さん…カメラ持ってない…止めてくれたの……】

「ぁんっ……ぁっ……ぃっ……ゃんっ……」

義父がすぐに動き出す。
割り開かれた膝を掴みながら、揺するように突き出してくると…疲れたはずの身体も応えるように腰を前へと迫り出していく。

「大丈夫じゃないか…しっかり腰が厭らしく動いてるぞ…」

「だってっ……お義父さんがっ……するからっ……やぁっ……深ぃっ…んっ……」

「孝一じゃ届かないもんなっ……」

「……っん……ぁんっ……」

「もう……私とじゃなきゃ満足できんだろっ…」

「……ぁんっ……ぁっ……っん……」

どんなに溺れてもやはり夫のことは言われたくなかった。
膝を離した義父が顔の横に手をつくと、更に深く抉り込んでくる。
激しいピストンじゃない…互いに恥骨を押しつけ合うようにして…押し込まれ、受け入れていく。

「こんなセックス…孝一はしてくれないんだろ…」

【解りきってること…聞かないで…】

覗き込むように言う義父を睨み返す。

「聞いてるんだぞ…教えてくれよ…」

「やだっ…言いたくなぃっ……っん………」

義父は押しつけた恥骨を離して浅い挿入を繰り返していく。

「こんなもんか…孝一は……」

何を考えているのかわからない。
深さはそうでも、義父のとは太さも硬さもまるで違う。
感じ方なんてぜんぜん違うのに。
前に旅館でも無理やり言わされたことを思い出した。

【また言わせたいの…自分の息子と比べさせて…】

気持ちいいだけのセックスじゃ義父は満足しないのか…口許を歪ませながら浅い挿入を繰り返した。
焦らされるように花怜は腰を捩らせ深く咥え込もうとする。

「孝一と同じところじゃ満足できないのか…」

卓司は花怜の動きに合わせて腰を引いていく。
カメラの回っているところでもう一度言わせるつもりだった。
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