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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第27章 もう一人の義娘
新田の両親への一言で話しは纏まった。
涼華は恐縮しながら礼を述べる。
駅前の喫茶店で時間を潰したことが功を奏した。
卓司は愛想よく振る舞う涼華と以前の印象が合致しなかった。
とてもこんなところまで姉を訪ねてくるほど仲のいい姉妹には思えなかった。
花怜から何かを聞いたことなどなかったが、寧ろ仲違いをしてる方が自然だと感じていた。
【まぁ、いい…。何か思惑があるならそれで知っておくことも悪くない…】
「部屋は余っているからね…客間に案内するから…」
「花怜さんにも連絡しておくわね…お仕事の後で疲れてるでしょ…ゆっくりしてちょうだいな…」
義両親の言葉に感謝しながらも義父は何かを感じ取っているように思えた。
「ありがとうございます…姉の使ってる部屋で大丈夫ですよ…姉には私から連絡します…やっぱり驚かせてみたいので…」
屈託のない笑顔で答えると、義父が2階の部屋まで荷物を運んでくれた。
姉の使っている部屋に入ると、新しいベッドと洋服箪笥があった。
「わぁ、これってお姉ちゃんの為に用意されたんですか……」
義父にはっきりと聞こえるように言った後にボソリと囁いた。
「なんだか臭い…この部屋……」
淫臭が染みついている…そう言いたげに…。
卓司はそれを聞き流した。
「いつまでもスーツじゃしんどいでしょう…夕食前にお風呂に入ってくださいよ…」
「ありがとうございます…。お義父さん…話し方…あまり気を使わないでください……私も義理の娘なんですから……」
【まったく…ほんとは何をしにきたんだ…】
「そうだね…顔合わせの時はほとんど話さなかったら緊張してるんだよ…。涼華さんがいいならこんな感じでいいのかな?…」
「はい…嬉しいです……涼華と呼んでくれ方がもっと嬉しいですけどね……」
涼華は悪戯な笑みを浮かべると、キャリーバックを開いて着替えを用意していく。
「母さんに言ってタオル用意しておくから、ゆっくり入るといいよ…」
そう言って卓司は部屋を出ていった。
花怜に連絡を取ってみようかとも思ったがやめておいた。
涼華の目的もまだ解らない。
様子をみることにした。
涼華はスーツのジャケットを脱ぎ洋服箪笥のハンガーを拝借する。
パンストも脱いで着替えを抱えて教えられた浴室へと向かった。
洗面台の上に綺麗なタオルが用意してあるのを見て、服を脱いでいった。
涼華は恐縮しながら礼を述べる。
駅前の喫茶店で時間を潰したことが功を奏した。
卓司は愛想よく振る舞う涼華と以前の印象が合致しなかった。
とてもこんなところまで姉を訪ねてくるほど仲のいい姉妹には思えなかった。
花怜から何かを聞いたことなどなかったが、寧ろ仲違いをしてる方が自然だと感じていた。
【まぁ、いい…。何か思惑があるならそれで知っておくことも悪くない…】
「部屋は余っているからね…客間に案内するから…」
「花怜さんにも連絡しておくわね…お仕事の後で疲れてるでしょ…ゆっくりしてちょうだいな…」
義両親の言葉に感謝しながらも義父は何かを感じ取っているように思えた。
「ありがとうございます…姉の使ってる部屋で大丈夫ですよ…姉には私から連絡します…やっぱり驚かせてみたいので…」
屈託のない笑顔で答えると、義父が2階の部屋まで荷物を運んでくれた。
姉の使っている部屋に入ると、新しいベッドと洋服箪笥があった。
「わぁ、これってお姉ちゃんの為に用意されたんですか……」
義父にはっきりと聞こえるように言った後にボソリと囁いた。
「なんだか臭い…この部屋……」
淫臭が染みついている…そう言いたげに…。
卓司はそれを聞き流した。
「いつまでもスーツじゃしんどいでしょう…夕食前にお風呂に入ってくださいよ…」
「ありがとうございます…。お義父さん…話し方…あまり気を使わないでください……私も義理の娘なんですから……」
【まったく…ほんとは何をしにきたんだ…】
「そうだね…顔合わせの時はほとんど話さなかったら緊張してるんだよ…。涼華さんがいいならこんな感じでいいのかな?…」
「はい…嬉しいです……涼華と呼んでくれ方がもっと嬉しいですけどね……」
涼華は悪戯な笑みを浮かべると、キャリーバックを開いて着替えを用意していく。
「母さんに言ってタオル用意しておくから、ゆっくり入るといいよ…」
そう言って卓司は部屋を出ていった。
花怜に連絡を取ってみようかとも思ったがやめておいた。
涼華の目的もまだ解らない。
様子をみることにした。
涼華はスーツのジャケットを脱ぎ洋服箪笥のハンガーを拝借する。
パンストも脱いで着替えを抱えて教えられた浴室へと向かった。
洗面台の上に綺麗なタオルが用意してあるのを見て、服を脱いでいった。