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恍惚の日々
第4章 誓約書
「これが私の趣味で、生き甲斐。このために俗世で今の仕事をしていると言っても過言ではない。何しろ、人脈、名声、金、全て必要なアクセサリーだからね。」
「アクセサリー…って。」
「まあ、生きていくためにもお金は必要ってこと。かなえだって、食べるためには無ければ困るだろ?」
「それはそうだけど……」
「いずれにしろ、これが私の本性。そして…」
あうっ…はあ、あっ!
「これがお前の本性だ。」
胸をわしづかみにされ、中心に指が入ったかなえの、宙にさまよう虚ろな瞳と表情。
手慣れた手つきで、かなえは身ぐるみ剥がされた。
抱きしめられ、耳元で囁く。
「さあ、どうする?」
「悦楽のときはもう目前、決めるのはかなえだよ。」
桐谷のボイスがかなえの頭の中に、低く静かにこだました……
かなえから離れた桐谷は全裸の躯に大きな大きなストールを巻いた。
まるで、インドの民族衣装、サリーのように。
桐谷は部屋の窓を開け放ち、新鮮な空気を吸い込みながら言った。
「ここは、かなえのために用意した私の家だ。かなえはここに相応しい女になる。私はそのために5年以上もかけたんだ。」
「かなえ…」
「愛してる。」
かなえは、躯から力を奪われ、ヘナヘナと座り込んでしまった。
「アクセサリー…って。」
「まあ、生きていくためにもお金は必要ってこと。かなえだって、食べるためには無ければ困るだろ?」
「それはそうだけど……」
「いずれにしろ、これが私の本性。そして…」
あうっ…はあ、あっ!
「これがお前の本性だ。」
胸をわしづかみにされ、中心に指が入ったかなえの、宙にさまよう虚ろな瞳と表情。
手慣れた手つきで、かなえは身ぐるみ剥がされた。
抱きしめられ、耳元で囁く。
「さあ、どうする?」
「悦楽のときはもう目前、決めるのはかなえだよ。」
桐谷のボイスがかなえの頭の中に、低く静かにこだました……
かなえから離れた桐谷は全裸の躯に大きな大きなストールを巻いた。
まるで、インドの民族衣装、サリーのように。
桐谷は部屋の窓を開け放ち、新鮮な空気を吸い込みながら言った。
「ここは、かなえのために用意した私の家だ。かなえはここに相応しい女になる。私はそのために5年以上もかけたんだ。」
「かなえ…」
「愛してる。」
かなえは、躯から力を奪われ、ヘナヘナと座り込んでしまった。