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恍惚の日々
第5章 脱皮
指を絡め、口づける…
指先にまで心臓が飛んできたみたい…
躯中の全神経が指先に集まり、そこから波及された白波はかなえの中心を熱くしていく。
絡めた指に落とすキスは止まない。
一方の手が、躯をまさぐる…
髪から順に、そろりそろりと撫でていく。
ん、うぅぅん…
躯中を疼くような快感が駆け巡る。
じわじわと頬や耳たぶ、耳の縁をなぞり、首筋やうなじを自由気ままに指先が行き来する。
やがて絡めた指から手を握り直すと、唇は耳から首筋を啄み始めた。
ん!んあぁ…
少しばかりのくすぐったさと、弱い電流が走る。
条件反射で首がすくみ、デコルテあたりが熱くなるのを感じた。
優しい指使い、刹那に走る稲妻、全てはかなえの中心に集まり、蜜を湛える。
ああ…
息が苦しい…
ああ…
躯が宙に浮くよう…
息遣いが深く
ため息を漏らしてるよう…
快楽の坩堝に
自ら
堕ちていく……
胸を反らし、腰が揺らめく。
産毛を微かになぞるような愛撫に反応し、悦びは脳より躯が先に発している。
桐谷の両手は、かなえの両手を捉え、身体はかなえの上にあった。
指先にまで心臓が飛んできたみたい…
躯中の全神経が指先に集まり、そこから波及された白波はかなえの中心を熱くしていく。
絡めた指に落とすキスは止まない。
一方の手が、躯をまさぐる…
髪から順に、そろりそろりと撫でていく。
ん、うぅぅん…
躯中を疼くような快感が駆け巡る。
じわじわと頬や耳たぶ、耳の縁をなぞり、首筋やうなじを自由気ままに指先が行き来する。
やがて絡めた指から手を握り直すと、唇は耳から首筋を啄み始めた。
ん!んあぁ…
少しばかりのくすぐったさと、弱い電流が走る。
条件反射で首がすくみ、デコルテあたりが熱くなるのを感じた。
優しい指使い、刹那に走る稲妻、全てはかなえの中心に集まり、蜜を湛える。
ああ…
息が苦しい…
ああ…
躯が宙に浮くよう…
息遣いが深く
ため息を漏らしてるよう…
快楽の坩堝に
自ら
堕ちていく……
胸を反らし、腰が揺らめく。
産毛を微かになぞるような愛撫に反応し、悦びは脳より躯が先に発している。
桐谷の両手は、かなえの両手を捉え、身体はかなえの上にあった。