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生きた少女を生贄に
第2章 生け贄
村人達が一斉に私を取り囲む。

「おっとぉ…おっかぁ…助けてっ!!」


「頼む滝!!すまんが村の為にっ!!」


「ごめんよ滝っ!!」

ジリジリと祠の中に押し込られる中、おっとぉとおっかぁはただ泣き叫ぶだけだった。


祠に押し込められ、しっかりと厳重に鉄の鍵がかけられた。



「おっかぁ…おっとぉ……」

「滝…!!」


涙がとめどなく溢れる。


覚悟を決めて……


「13年間ありがとうございました…。滝はおっとぉとおっかぁの元に産まれ幸せでした。…だからオラは二人の為に…水神様の元へ行き雨を降らすように頼むよ……。」


「滝、すまねーっ……」

「滝……滝っ!」


祠の小さな隙間からおっかぁが何かを忍ばせてきた。


「滝…いいかい…良くお聞き…水神様は鏡が苦手だ…もし何かされそうになったら、この鏡を水神様に見せるんだよ……母ちゃん達の代わりに持って行き。」


「おっかぁ……オラ…怖い…一人は嫌だ」

覚悟したもののやっぱり一人は怖い


ゴロゴロッピカっ!

っとさっきより雷が近くなってゆく…。


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