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僕の奴隷ちゃん
第8章 代償
1人で部屋に戻って来た逢里はひたすら部屋に篭ったのだ。
ソファに座り、お気に入りのクマを抱っこして。
要を苦しめているのは、自分の母だと。
ただ、その事だけを考えていた。
「逢里?」
ご飯も食べずに引きこもった逢里を心配して美沙が様子伺に来た。ピクリとも動かない逢里の横に座っても、全く見向きもしなかった。
「要くんのお母様に会ってどうだった?」
母の質問は意地悪だと思った。
「ママの事を悪く言ったやな人」
「旦那さんいるのに、他の人とするやらしい人」
そう言えば満足なのか、それとも…「聞いたよ」だけ言えば全てが伝わるのか。
ソファに座り、お気に入りのクマを抱っこして。
要を苦しめているのは、自分の母だと。
ただ、その事だけを考えていた。
「逢里?」
ご飯も食べずに引きこもった逢里を心配して美沙が様子伺に来た。ピクリとも動かない逢里の横に座っても、全く見向きもしなかった。
「要くんのお母様に会ってどうだった?」
母の質問は意地悪だと思った。
「ママの事を悪く言ったやな人」
「旦那さんいるのに、他の人とするやらしい人」
そう言えば満足なのか、それとも…「聞いたよ」だけ言えば全てが伝わるのか。