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僕の奴隷ちゃん
第11章 関係
相変わらず大きな瞳にを潤ませて、長いまつげを揺らしている。そして、要が何も話さずにただ見ていると、段々と小さな赤い唇が押し出て来る。
要はそれが可愛くて愛おしくて、ゆっくりと逢里に手を伸ばすが、突然の事に逢里は身体を跳ねさせた。
怖がらせたと感じた要は、触れたいと思う感情を抑えて手を降ろしまた歩き出した。
そして逢里もまた、自分の反応で要の気分を害してしまったと落ち込んで、俯いて歩く。
『どうしてこうなるんだろう』
お互いが好きあっているのに噛み合わずに、そしてまた、同じ事を思っているのだった。
要はそれが可愛くて愛おしくて、ゆっくりと逢里に手を伸ばすが、突然の事に逢里は身体を跳ねさせた。
怖がらせたと感じた要は、触れたいと思う感情を抑えて手を降ろしまた歩き出した。
そして逢里もまた、自分の反応で要の気分を害してしまったと落ち込んで、俯いて歩く。
『どうしてこうなるんだろう』
お互いが好きあっているのに噛み合わずに、そしてまた、同じ事を思っているのだった。