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僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
逢里の声と反応に煽られた要は、さっと自分の上着を脱ぎ捨てて、逢里の身体を舐め回す。


『俺のだ。誰にも渡さない』
そう、たとえ母親だろうと、逢里を一番大事に愛しく思っているのは自分なんだと思うから。


それとは裏腹に、逢里は要を怖がって震え上がっていた。


さっき見た誠と重なって見えるのだ。


母と絡み合う男。
してはいけない行為。



「おっお兄ちゃん、怖い!!」
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