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第2章 新生活

誠はそんな2人の嫉妬と共存する姿が嬉しく、そして楽しみだった。

お互いライバルであり、仲間でもある2人をそばに置く。そして、2人の関係の変化が楽しみだった。


自然と広角が上がる。



「誠さん……顔がニヤついてる」



誠の表情を見る美沙も、誠の企みを薄々気づいているし、淳子もそうだろうと思っている。

嫉妬はしてしまうが、共存が目的なのだろうから、嫉妬し合う仲では無いと言う事。



「機嫌は治った？」


クスッと笑つつ、誠は美沙の前に立つ。