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砂漠の月、星の姫~road to East~
第2章 第二夜【国境の月~road to east~】 
 タリムはその瞳からそっと眼を逸らし、水面に視線を移した。オアシスの水は相変わらず銀に輝く月を映し、細い月はまるで湖面に縫い止められたかのように身じろぎもしない。
 自分が亡国の姫であること、最後の生き残りの身であることを、到底告げられるものではなかった。タリムがなおも沈黙を守っていると、男の静かな声が響いた。
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