この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
砂漠の月、星の姫~road to East~
第2章 第二夜【国境の月~road to east~】 
「これからどこへゆく?」
 カシュガルの問いにタリムは微笑んだ。
「東へ」
「東か、陽の昇る方角か、悪くはないな」
 カシュガルもまた屈託のない笑いを浮かべ、空を振り仰いだ。いつしか月は傾き、その輝きを徐々に失いつつある。代わって、東の空が次第に明るさを取り戻していた。
 長い砂漠の夜が明けたのだ。
 二人は顔を見合わせ、手を取り合ったまま立ち上がった。



  (第二夜【国境の月】了 )

 ☆ 明日から第三夜-最終話へ ☆
/189ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ