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You were born to be mine
第8章 Epilogue
そんなこんなでイブ当日。

やべ~、仕事終わるかな?


「久保~♪」


うっわぁ~、このタイミングでボスから呼び出しかい!?


「ハイ、今日はこれ以上無理です。」

「は?何のこっちゃ?お前今日は残業禁止な。」

「えっ?マジですか???」

「おぉ。女っ気なかったお前に彼女できたんや、このチャンス逃したらもうないで!」

「社長~、気ぃ遣うコトないですよ。久保の彼女、めっちゃ若いし可愛いらしいですよ(^^)v」

「ホンマか?ほななおさらやないか。もうエエ!今日は終われ!後はやっとく。」

「いや、そうゆう訳にも行かへんでしょ?ちゃんとやって帰ります。」

「エエから帰れ。」

「はぁ、ほなお言葉に甘えさせて貰います。」


オレは同僚らに冷やかしを受けながら仕事を引き継ぎ会社を出た。


「お疲れしたっ。」

「お~い久保~、明日は休みなぁ~♪」

「マジですか? 社長~、一生付いていきます!」

「判ったから早よう行け。」

「アザ~す。した~(^^)」


会社を出ると街はもう浮かれた感じに。
カップル、家族連れ、みんな笑顔。
う~ん、エエなぁこの感じ。

咲希にメールする。

『今から帰るで~♪どこで待ち合わせ?』

ちょっと間して

『お店めっちゃ忙しい~(^^) 迎えにきて~』

『ブラジャー♪』

『オヤジ~(^^)』


そんなやり取りして地下鉄に乗り込む。
窓に映った自分の顔をみてワレに返った。
せやった、プロポーズすんねやった。

緊張感が一気に襲ってきた……

あ~どんな感じで渡すかノープランやぁ…


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