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夜が待てない
第4章 万力
桜知らなかったのだけれど、万力って道具があるんですって・・・
あそこの力かと思っていたの。
この間の村井さん。途中で眠ってしまったおじいちゃん。立たないけれど、あの棒を見せたの。
そしたらあの首の回りが土星の輪のように膨らんでいるの。立派ッて言ったらね、
「真珠がはめ込んであるんだ」
って自慢した。
「何人女を悦ばせたかな」ですって
だから、少し、御しゃぶりしてあげたの。
クニョクニョの棒が、少し元気になったみたい。
確かに真珠は口のなかで出し入れすると抵抗を感じるわ。
あそこに入れたい。村井様頑張りましょう。
でも入り口でごめんなさいですって
「こんなにサービスしてもらったから、採れるだけ採りなさい」
と言って、1万円札ベットの隙間に挟んだの。
「あそこで採るんだよ」
万札欲しいけれど、万の力無いから、挟めないよ。
1枚も採れないの。
そしたらね。こんどうくんに、万札丸めて被せたの。
「100万円だ食ってみろや」
桜これは楽勝。
「くれようかな。よそうかな」
村井様、万札出し入れしているの。
「銀行じゃないの」
思わず言ったわ。
桜の万力すごい力でしょう。



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