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ラブカルチャースクール
第8章 Lesson 効果
微睡みの中で、人肌の温かさを感じる…。

あぁ…今日は土曜日だから、旦那を起こさない様に、目覚ましは切っておいたんだ。

朝食の準備…ん…!

隣に誰か…

「…っ!」

叫びそうになって、咄嗟に堪える。

目の前に、旦那の寝顔があった。 

「あ…昨日あのまま寝ちゃったのか…。」

旦那の寝てる横で目覚めるなんて、新婚当初以来かも。

本当だったら、トキメクところなのかな…。

でも、妙な気分になる。

初めて昨日、旦那とのセックスでイケたのに…抱かれながら他の男性の感触を思い出してた。

ゾクリ…。

旦那の寝顔を見詰めながら、セイジたちを思い出して身体がまた疼き出しそうだった。

罪悪感が一気に、襲ってくる。

「ごはん…作らないと…。」

起こさない様に、気を付けてベッドを出る。

「あっ…下着…。」 

裸の自分に一瞬ドキッとした。

床に落ちてる、下着を拾う。

カルチャースクールでは、旦那以外の男性に、いつも裸を見せているのにね…。

改めて、自分のしてる事に葛藤を感じてきそうだった…。

本当に…卒業まで通うべきなのかしら…。

私は洋服に着替えて、キッチンに向かった。

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