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ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
「お疲れ様でした。琴海様…今日のレッスンは、いかがでしたでしょうか?」

麗しの笑顔で迎えられると、まだ夢の中みたい…。

「ヤナセさん…ミルクティー美味しかったです…。」

小さく微笑み、お礼を言う。

「いえ…出過ぎた真似を致しました…。」

ヤナセさん!ご謙遜を!!

「いえ…すみません…気を使って貰ってばかりで…いつも癒されてます。」

「クス…そうですか…それは我々には、何よりのご褒美ですね…。」

嬉しそうに微笑むヤナセの余りの美しさに、口が半開きになってしまう。

「…琴海さま…どうかされました?」

「あっ…いえ…ヤナセさんもレッスンされるんですよね…。」

その言葉にサラリと

「はい…時たま入らせて貰ってますが、最近はこの様な受付が多いですね…。マスターコースに興味ありますか?」

「マスターコース…。」

セイジもレッスンに関わっている…いったいどんなレッスンなのかな?

「クス…スタンダードコースを卒業の際は、またご説明致しますよ…。次のレッスンは、いかがされますか?」

次……あっ!!ハヤト!

どうしよう~。

次こそハヤトになるのかな…ドキドキしながら指名する。

「ハヤト…で…。」

カタカタカタカタ…相変わらず見事なキータッチ。

「ハヤトですね…畏まりました。」

ニッコリ微笑むヤナセの顔は美し過ぎて、腹の中はさっぱり読めやしなかった。

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