この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第13章 NEXT Level B
綿帽子でも、何か嬉しかった。

「ははっ!もう~コウセイさん、面白いんだから…バツイチ何て信じらんないよ。」

あっ…ついウッカリ、言ってしまった。

「本当だよ~!」

凄い笑顔だけど…理由は何だったんだろ…?

戸惑ってるのが解ったのか、コウセイから話し出した。

「俺ね…結婚してた時は、仕事人間だったんだよね…。でぇ~奥さんに寂しい思いさせちゃって…見切りつけられちゃったの。」

「コウセイさん…そうだったんですか…。」

赤裸々に話して貰ったけど、何て答えたら…正直悩む。

「うん…ダメな男でしょ~。」 

「あっ…いや…。」

気の聞いた言葉の一つも出ない…ダメなのは、私だわ…。

「めちゃめちゃ反省したんだ…どんな時でも…せめて、抱き締めてあげれば良かったって…。」

「抱き締め……だから、ぎゅうぅってしてくれるんですか?」

コウセイは自嘲的に微笑み、私の頬を優しくなで

「子どもの頃さ…親にぎゅっと抱き締めて貰うだけで、安心しなかった?」

懐かしい時代を思い返す…。

「うん…したかも…。」

「そう…抱き締めるって、結構魔法だよね…。」

「魔法…。」

コウセイはそっと腕を回して、私の身体を包み込み。

「旦那さんに…してみたら…ぎゅうぅって!」

「ふふ…うん…。」

ギュッと抱き締めてくれた腕は、本当に優しくて、温かく…


誰かを優しく抱き締めて、あげたくなった…。

/552ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ