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ラブカルチャースクール
第15章 NEXT Level K
ローブ姿のマサキに
「すみません…お待たせしました。」
謝りながら駆け寄る。
「琴海さん…怖い?」
鉤の様に曲げた人差し指で、頬をそっと触れられた。
私が出て来るのが遅かったから、心配させてしまった。
「あっ…いえ…この姿に当たり前の様に着替えてる自分が…不思議だなって。色々、考えてしまって…。」
あながち、嘘ではない…。マサキは目を細めて、今度は両手で私の頬を包み
「そうだね…琴海さんの思う事は、普通に当たり前の事…色々葛藤はするだろう……でも、ここに通わなくても、葛藤してたと思うよ。」
「ここに…通わなくても…。」
確かに……どうしようもなく虚しい毎日から、抜け出したくて此処に来た。
「景色は…まだ、同じ?」
「…ううん…違う…キラキラしてるわ。」
そう…貴方が触れてくれてから…一つに成れた時も、景色は鮮やかに色づいた!
「なら…自分を責めなくてもいいんだよ…。」
「マサキ…さん…。」
温かい手と、優しい声に…頭の先からウットリとしてしまう…
その心地好さに、浸る様に目を閉じた…。
「琴海さん…折角女性として生まれたんだから…女性の悦びを知る権利があるだよ…。」
響く低音に、耳の奥が刺激される…。
「女性の…悦び……。」
「そう…。」
顔を手で包まれたまま、マサキの温かい唇が重なった…。
「すみません…お待たせしました。」
謝りながら駆け寄る。
「琴海さん…怖い?」
鉤の様に曲げた人差し指で、頬をそっと触れられた。
私が出て来るのが遅かったから、心配させてしまった。
「あっ…いえ…この姿に当たり前の様に着替えてる自分が…不思議だなって。色々、考えてしまって…。」
あながち、嘘ではない…。マサキは目を細めて、今度は両手で私の頬を包み
「そうだね…琴海さんの思う事は、普通に当たり前の事…色々葛藤はするだろう……でも、ここに通わなくても、葛藤してたと思うよ。」
「ここに…通わなくても…。」
確かに……どうしようもなく虚しい毎日から、抜け出したくて此処に来た。
「景色は…まだ、同じ?」
「…ううん…違う…キラキラしてるわ。」
そう…貴方が触れてくれてから…一つに成れた時も、景色は鮮やかに色づいた!
「なら…自分を責めなくてもいいんだよ…。」
「マサキ…さん…。」
温かい手と、優しい声に…頭の先からウットリとしてしまう…
その心地好さに、浸る様に目を閉じた…。
「琴海さん…折角女性として生まれたんだから…女性の悦びを知る権利があるだよ…。」
響く低音に、耳の奥が刺激される…。
「女性の…悦び……。」
「そう…。」
顔を手で包まれたまま、マサキの温かい唇が重なった…。