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ラブカルチャースクール
第15章 NEXT Level K
力尽きた私にマサキはローブを掛けてくれ、自分も羽織る。

「琴海さん…大丈夫かい?水飲む?」

隣の部屋から水まで持って来てくれた。

「ありがとう…ございます…。」

モソモソと身体を起こして、グラスを受け取る。

ゴクリ…喉が潤い、頭が少し冴えた気がする。

ここの人は、皆優しいな…ハヤトは別として…。

旦那に、こんな事して貰った事ないや…。

「落ち着いた?」

「はい…。」

私からグラスを受け取り、サイドボードに置く。

「立てそう?」

「ふふ…大丈夫です。着替えしますね。」

ベッドから立ち上がろうとしたら思いの外、脚に来ていて、フラついてしまった。

「わっ!きゃっ!」

「おっと!無理しなくていいよ。」

マサキに支えられて、腕に掴まる。

何もかも逞しいな…。

騎乗位をしてる間、腕一本で支え続けてくれたし…アレが太くて凛々しい感じすらした。

中がリアルに形を覚えていて、キュッと反応してしまう。

本当に私って厭らしくなったよな……恥ずかしい…。

両手で掴まってる私の頭を撫でながらマサキは

「今日の琴海さんは、本当に素敵だったよ。揺れる身体が綺麗だった…。旦那さんも、きっと離したくなくなるだろうね…。」

色っぽいバリトンボイスで誉められたが、旦那に騎乗位なんて出来るかしら…。

年上でもマサキは、特別な気がするけど…。

撫でてくれる手が温かくて、顔をマサキの胸に埋めてしまった…。

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