この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第17章 NEXT Level X
あっ、そうだ一応言っておこう
「ヤナセさん…ケーキ有難うございました。」
「…いえ…あれは、レッスンが終わる頃に、セイジが差し入れで持って来たんでしょ。琴海様が好きなケーキだからと。」
「そうですか…次のレッスンで、お礼を言いますね。」
ほらね…やっぱり貴方だった。
「セイジも…自分絡みで、琴海様に迷惑かけてしまったと気にしたんでしょ。」
「そんな…セイジは悪くないのに…。」
でも…ハヤトは何で、セイジの元カノを知っていたのかしら?
トックン…その時、小さく脈が打つ。
まさか…セイジを想う事で、色んな事がここまで巻き起こるなんて…
予想もしてなくて…。
過去、現在、未来と…どこから始まって…
どう繋がって行くかなんて…
私たちには、解らない…。
ただ……どうしようもなく、貴方を愛しただけなの…。
その為なら…後悔はしなかった…。
「じゃあ…また、来週宜しくお願いします。」
私は立ち上がり、ヤナセにお辞儀をする。
ヤナセはいつもの魅惑の微笑みで、エレベーターまで、見送ってくれた。
「琴海様…次のレッスンでお待ち申し上げます。」
「ヤナセさん…ケーキ有難うございました。」
「…いえ…あれは、レッスンが終わる頃に、セイジが差し入れで持って来たんでしょ。琴海様が好きなケーキだからと。」
「そうですか…次のレッスンで、お礼を言いますね。」
ほらね…やっぱり貴方だった。
「セイジも…自分絡みで、琴海様に迷惑かけてしまったと気にしたんでしょ。」
「そんな…セイジは悪くないのに…。」
でも…ハヤトは何で、セイジの元カノを知っていたのかしら?
トックン…その時、小さく脈が打つ。
まさか…セイジを想う事で、色んな事がここまで巻き起こるなんて…
予想もしてなくて…。
過去、現在、未来と…どこから始まって…
どう繋がって行くかなんて…
私たちには、解らない…。
ただ……どうしようもなく、貴方を愛しただけなの…。
その為なら…後悔はしなかった…。
「じゃあ…また、来週宜しくお願いします。」
私は立ち上がり、ヤナセにお辞儀をする。
ヤナセはいつもの魅惑の微笑みで、エレベーターまで、見送ってくれた。
「琴海様…次のレッスンでお待ち申し上げます。」