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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
翌朝…旦那の出張の日。
朝ごはんを食べてる時間はなかったから、おむすびと簡単なおかずを作って渡した。
「行ってらっしゃい。気を付けてね。」
「あぁ…行ってくる……。」
ドアを開けるかと思った旦那が、振り返った。
「んっ、忘れ物?」
「あっ…いや…眠かったろう…済まなかった。」
それは、4時起きをさせたから?
おにぎり作ったから……昨晩の…。
「ううん!私は、また寝直すから!」
両手を左右に振りながら、慌てて答えると、旦那ははにかみ
「そうか…居ない間、ゆっくりしなさい。戸締まりに気を付けて…。」
ドキン!
「はい!気を付けます!」
やたら張り切った返事に、旦那は少し目を細めて、私の頭をポンッと撫で、出張に向かった。
バタン……ドアが閉まった途端、一気に眠気が襲ってきた。
うっ…無意識に、かなり緊張してたのかも…。
独占コースについ意識が行ってしまうために、旦那に悟られない様に必死だった。
知ってる訳じゃないのに…旦那の態度が変わった分、逆に何か見透かされてる気分になってしまう。
「ちょっと…一眠りしよ…。」
寝室に戻り、ベッドに入る。
今日は実家に行って…久々に、雨海と遊ぶぞ~。
可愛がってる猫を思い出しながら、再び夢心地に沈んでいった…。
朝ごはんを食べてる時間はなかったから、おむすびと簡単なおかずを作って渡した。
「行ってらっしゃい。気を付けてね。」
「あぁ…行ってくる……。」
ドアを開けるかと思った旦那が、振り返った。
「んっ、忘れ物?」
「あっ…いや…眠かったろう…済まなかった。」
それは、4時起きをさせたから?
おにぎり作ったから……昨晩の…。
「ううん!私は、また寝直すから!」
両手を左右に振りながら、慌てて答えると、旦那ははにかみ
「そうか…居ない間、ゆっくりしなさい。戸締まりに気を付けて…。」
ドキン!
「はい!気を付けます!」
やたら張り切った返事に、旦那は少し目を細めて、私の頭をポンッと撫で、出張に向かった。
バタン……ドアが閉まった途端、一気に眠気が襲ってきた。
うっ…無意識に、かなり緊張してたのかも…。
独占コースについ意識が行ってしまうために、旦那に悟られない様に必死だった。
知ってる訳じゃないのに…旦那の態度が変わった分、逆に何か見透かされてる気分になってしまう。
「ちょっと…一眠りしよ…。」
寝室に戻り、ベッドに入る。
今日は実家に行って…久々に、雨海と遊ぶぞ~。
可愛がってる猫を思い出しながら、再び夢心地に沈んでいった…。