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ラブカルチャースクール
第19章 2 Years ago
どれくらい経ったのか、玄関でうとうとしていると

「ガチャガチャ…。」

鍵を開ける音がした。

がチャリ…。

セイジ……虚ろに顔を上げる。

「琴海っ!何でこんな所で寝てるの!」

「あれ…お母さん…?」

「寝惚けてるの!旦那さんじゃないわよ!」

あっ、旦那…。

「はは…そうだね…。」

「仲良くやってるならいいけど。ご飯は?」

「勝手に作った。冷蔵庫の使ったよ。」

「いいわよ。あら、お客さん来たの?」

ドキンッ!

「えっ?何で!」

「お皿が二枚とお湯飲みが、あったから。」

ギックゥ~お母さん、鋭い!

「あっ!えっと~余分に作ったんだけど、お腹空いてて食べちゃったの!」

また咄嗟に嘘を付く。

母さんは、呆れた顔して

「はぁ~あんた、実家だからって気が弛んだんじゃないの!太って帰って旦那さんに嫌われない様にしなと。」

母さんはケタケタ笑いながら、ケーキの箱を置いた。

「じゃあ、琴海の好きな駅前のケーキ屋さんのシュークリームは、食べれないか!」

なっ!食べたい!

「あっ…うん…明日にする…紅茶淹れるよ。」

「宜しく~!」

ちぇ~まあ、下手な嘘を付いたから仕方ない。 

唇尖らせて、準備をしていると

「そうそう!さっき駅前で、凄いカッコいい人に会っちゃった!あんな人は、この街では見ないわね~。」

「えっ!」

もしかして…。

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