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ラブカルチャースクール
第21章 Lesson in 独占
「琴海さん…分かった…期待してるから…ね。」

その手にセイジの手が重なって、優しく握り返してくれた。

トックン…ほっとする…。

「じゃあ…一応、一般的な理論上の説明なんだけどね。」

「はい!」

真剣に食い入る様に、画面を見る。

今まではセイジ以外からも受けてきたから、評価は個人差があったと思う。

これからは、セイジだけだから彼の講師としての評価に関わる気がして必死になる。 

私のせいで、セイジの努力を無駄には出来ない。

そんな私の様子に、セイジは

「琴海さん…そんな画面睨み付けてると疲れちゃうから。はい、あ~ん!」

セイジはケーキのさくらんぼを取って、口元まで持ってきた。

「セイジ…。」

「あ~んして…琴海さん。」

優しく微笑みながら、揺らめく瞳にドキドキする。

口を少し開くと、さくらんぼが挟み込まれ、人差し指でちょんと、押し込まれた。

噛むと甘酸っぱい…セイジとのキスの味。

キュン……幸せ~。

うっとり浸ってると、セイジはディスプレイの画面を指差し

「先ず、男性の性器の部位と特徴を説明しておくね。」

わっ!始まった!

「セイジ…ノート取らなくていいの?」

一応、聞くと

「ははっ!うん、そんな覚え込まなくていいよ。テストがある訳じゃないから、知識的にね。軽く聞いておいて。」

「はい!分かりました!」

そしてフェラチオ知識レッスンが始まった。

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