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ラブカルチャースクール
第2章 入会
私の質問にヤナセさんは、ニッコリ笑った。
「敢えて今知る必要はないかと…。琴海様は…そうならないと信じてますよ。」
ドキン…。
何か牽制されたみたい…。
「はい…主人の為にも、頑張って卒業します…。」
白々しい台詞に、語尾が小さくなってしまう。
「はい!一緒に頑張りましょう!では、次回レッスンの予約をしておきますね。」
ヤナセさんは何事もなかった様に、キーボードを叩き始める。
私は胸の奥に、モヤモヤしたものが残った。
これはきっと、未知の世界への不安感だ…そう…。
でも、早くこの広がり始めた曇りを取り除けば良かった…。
元より…ラブカルチャースクールに来なければ良かった…。
そんな後悔なんて、正に後の祭りだった。
ねえ…『貴方』は、私の何処を好きでいてくれたのかしら…?
「敢えて今知る必要はないかと…。琴海様は…そうならないと信じてますよ。」
ドキン…。
何か牽制されたみたい…。
「はい…主人の為にも、頑張って卒業します…。」
白々しい台詞に、語尾が小さくなってしまう。
「はい!一緒に頑張りましょう!では、次回レッスンの予約をしておきますね。」
ヤナセさんは何事もなかった様に、キーボードを叩き始める。
私は胸の奥に、モヤモヤしたものが残った。
これはきっと、未知の世界への不安感だ…そう…。
でも、早くこの広がり始めた曇りを取り除けば良かった…。
元より…ラブカルチャースクールに来なければ良かった…。
そんな後悔なんて、正に後の祭りだった。
ねえ…『貴方』は、私の何処を好きでいてくれたのかしら…?