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ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
旦那の手が胸元に伸びて、パジャマのボタンを外し掛ける。

ダメッ!バレたらラブカルに、行けなくなる!

「あなた!今日は、無理なの!」

「…生理か?」

前はそれで逃れたが…何回も使える手じゃなくなってきてるな…。

「ううん…鼻血…昼間、鼻血出して…休んでたの。今日は安静にした方がいいって、言われて。」

「誰に?」

ギックゥ~!

「マッサージスクールの先生に!」

「そうか…大丈夫なのか?」

胸元の手が、頬に移る。

ズキッ…。

心配そうに見る旦那の視線に、罪悪感が湧いてくる。

「うん…疲れてるのかもって…だから、今日は早めに休めって。」

「タイミング悪い時に帰って来たな…済まない。」

ズキズキッ!

「ううん…ごめんなさい…。あなたも疲れてるだろうから、今日は寝ましょう。」

「そうだな…明日は、8時くらいに起きればいいか?」

「うん…起こすわ。」

「分かった…お休み。」

「お休みなさい…。」

旦那は、布団に入り目を閉じた。

ドッキン!ドッキン!

危なかった…鼻血出しといて良かったぁ…。

もしかしたら、これでしばらく求めて来る事もないかもしれない。

でも、消えるまで油断ならないな…何か…凄い疲れた…。

ラブカルの激しかったレッスンと、急な気疲れもあってか、一気に眠りに落ちていった。

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