この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第23章 Lesson 中断
ピンポ~ン!

裸足じゃ何なので、厚手の靴下を重ねて履いて、お隣を訪ねた。

シーン…。 

反応が無い…お仕事かな…。

地元と違って、ご近所付き合いとかしてないから、こうゆう時に状況が解らない。

「はぁ…他、当たるか…。」

『ガチャガチャ…はい…どなたですか?』

女性の声がした。

「あっ!お忙しいお時間に、すみません。隣の伊野なんですが…。」 

『何でしょうか…。』

凄い警戒されてる声に、聞こえる。

「突然ですみません…電話を貸して貰いたくて。緊急で連絡したい所があるんですが、電話が壊れてしまいまして…。」

物騒な世の中だ…いくら隣人で女性でも、いきなり電話を貸してくれる可能性は低い。

足が冷えてきて、足先を擦り合わせる。

少しの間が、凄く長く感じる。

『すみません…お宅の旦那さんに…奥さんが来ても相手にしないで欲しいと…頼まれたもので…。』

えっ…旦那が!

「な、何で!旦那、なんて言って…」

『ごめんなさい!ガチャン!……。』

「あっ…。」

そこまで…するんだ…。

もしかしたら、マンションの管理人にも言ってあるかもしれない。

トボトボと、部屋に戻る。

どうしよう…先が見えない。

リビングのソファーに座って呆然とする。

家から出ないで、旦那の言う事をしばらく聞くしかないのかな…。

連絡が無かったら…ラブカル…ヤナセやセイジは、察してくれるかな…。

もはや、それしかこの状況を逃れる方法が思い付かなかった…。


だけど…それが叶う自信は…無かったの…。

/552ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ