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ラブカルチャースクール
第3章 LOVE Lesson 1
「ん~ん~!」

唇をこんなに吸い込まれたのなんて初めてで、どうすればいいのか解らない。

本当に、食べられてるみたい!

思わず目を開けっ放しで、セイジをガン見してしまうと、瞼は普通に閉じられている。

睫毛、結構長い…とか思ったりした。

唇が、やっと解放され一気に息を吸う。

「はあぁぁぁ~。」

「はは!苦しかった?」

「う、うん!ビックリしちゃって!息の仕方が解らなくなって…。」

こうゆう所が、子どもっぽいのかな…。

「うんうん!大丈夫だよ。その内慣れるから。」

セイジは優しく、笑いながら言ったけど…

『その内慣れるから…。』

それは、こうゆう事が、しょっちゅうって事だよね…。

こんなんで私、大丈夫なのかな?

ドッドッドッ…心臓が爆発しそうになってるし。

「慣れるのかしら…。」

「うん…自然と、気持ちと身体が受け入れられる様になるよ。」

「気持ちと…身体…。」

「そう…じゃあ、レッスン始めましょうか。」

ドッキン…。

セイジは、この上なく魅惑的に微笑んだ。

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