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ラブカルチャースクール
第24章 Lesson 決意
取り敢えず、ラブカルに通える範囲で、今まで余り来たことが無い場所まで移動した。

携帯は旦那が持ってるから、繋がらないし。

交遊関係も知らないから、連絡もしないだろう。

結婚式の時のリストも旦那はノータッチだったから、覚えてないだろうし…
こうなってみると、本当に赤の他人同士みたいだわ…。

ただ、紙切れ一枚の繋がり。

でも…あの旦那だったから、ラブカルに通うとしたのよね…。

何が正解かなんて、解らないけど…せめて正解に近い答えを見付けたかった。

ギュルルル…お腹が鳴った。

一週間食欲も無かったが、急にお腹が空いてきた。

「でも、先ずは銀行に…。」

旦那がキレて、口座利用停止とかにされたら堪らない。

窓口に行って、当面のお金をおろしてから、ファミレスに行った。

平日のティータイム、お母さんたちが、子供連れでお茶をしている。

子どもがいたら…もう少し何か変わったのかな…。

なんて思ったりもしたが、それ以前でこんな状況なんだから、想像が付かなかった。

しばらく時間を潰しながら、今後の事を考える。

いつまでも家出も出来ないし…実家に戻ると両親が心配するだろうし…。

流石に、こんな事までラブカルには、相談出来ないよな…。

これ以上、甘えちゃけないよね。

今の今まで…私は何かに、依存しているだけだったんだ…。

依存しないで、一人でも立てる様になりたい…。

ヤナセが送ってくれた携帯をジッと見詰めた。

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