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ラブカルチャースクール
第24章 Lesson 決意
翌日
「おはようございます…琴海ですが…。」
朝イチでラブカル…ヤナセに電話をした。
『おはようございます。何か良いことありましたか?』
「え…何で、ですか?」
『朝イチから、ご連絡を頂きましたし…声が明るくなってますので。』
ドッキン!
本当にヤナセは、何でもお見通しだわ。
これは、ただラブカル講師としての経験だけじゃなく、ヤナセの元々持ち合わせてる才能な気がする…。
「はい…本当にやりたい事が、解った気がするんです。」
『本当に、やりたい事…。』
こんな事、話してもだけど、この時は誰かに聞いて貰いたかったのかもしれない。
「私、特に具体的な夢も希望もなく、毎日平和なら良いや!くらいの生き方しか、して来なかったんです。」
『はい…。』
ヤナセは優しく相槌を打ちながら、聞いてくれた。
「将来は、可愛いお嫁さんみたいな…。」
『それは、叶ったのでは?』
「叶ったと言うか…叶った気になっていたのかもしれないって…。でも、もっと何か役立つ事したくなったんです!」
『琴海様……それは…。』
もしかしたら、ヤナセは気付いたのかもしれない
「だから、絶対に…絶対、ラブカル卒業しますので!最後まで宜しくお願いします!」
『…クスリ…はい、畏まりました。』
小さく聞こえたヤナセの笑い声は、一番最初に聴いた時と同じだった。
そして…明日のレッスンを予約して、役場へと向かった。
「おはようございます…琴海ですが…。」
朝イチでラブカル…ヤナセに電話をした。
『おはようございます。何か良いことありましたか?』
「え…何で、ですか?」
『朝イチから、ご連絡を頂きましたし…声が明るくなってますので。』
ドッキン!
本当にヤナセは、何でもお見通しだわ。
これは、ただラブカル講師としての経験だけじゃなく、ヤナセの元々持ち合わせてる才能な気がする…。
「はい…本当にやりたい事が、解った気がするんです。」
『本当に、やりたい事…。』
こんな事、話してもだけど、この時は誰かに聞いて貰いたかったのかもしれない。
「私、特に具体的な夢も希望もなく、毎日平和なら良いや!くらいの生き方しか、して来なかったんです。」
『はい…。』
ヤナセは優しく相槌を打ちながら、聞いてくれた。
「将来は、可愛いお嫁さんみたいな…。」
『それは、叶ったのでは?』
「叶ったと言うか…叶った気になっていたのかもしれないって…。でも、もっと何か役立つ事したくなったんです!」
『琴海様……それは…。』
もしかしたら、ヤナセは気付いたのかもしれない
「だから、絶対に…絶対、ラブカル卒業しますので!最後まで宜しくお願いします!」
『…クスリ…はい、畏まりました。』
小さく聞こえたヤナセの笑い声は、一番最初に聴いた時と同じだった。
そして…明日のレッスンを予約して、役場へと向かった。