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ラブカルチャースクール
第24章 Lesson 決意
「解った…気を付ければいいんだろう…。」
「気を付けるもなにも…そんな簡単な事じゃない…。元々の気質だもの…かなりの努力が必要になるわ。」
「じゃあ、時間が掛かっても、努力すればいいだろう!」
「えぇ…確かに…でも、私は私自身に前向きになりたいの。」
「自分に…前向き?」
「誰かに依存しなくても、自分の足で立ちたいのよ。」
ペットが芸を覚えようとしている…なんて思わなきゃいいけど。
旦那は眉間に、皺を寄せた。
「一人でも生きていける様に…資格を取りたいの。」
「一人でもって…資格なんて簡単に取れるもんじゃないぞ!」
「解ってます…凄い身体を張らないと得られるモノじゃない…でも、頑張った時に、自分だって強くなれるし、相手とちゃんと向き合える…このままだと、自分にも向き合えなくなっちゃうのよ!」
旦那は、ため息を吐いて
「意味が解らない…。家庭を守る事だって、立派な仕事だろう…。」
「ええ…凄い事よね…一番難しい事かも。」
結婚をしてみて初めて解る。
幼い頃から憧れる、可愛いお嫁さんなんて一瞬で消える。
国の土台の家庭から、旦那と子どもを送り出す。
自分がしっかりしていないと、出来ない事…。
「だから…家庭を守る…役に立ちたいの…それが出来る事、見付けたの。」
「マッサージでか?」
「ふふ…そうね…。」
「俺は…別れない…判は捺さない。」
「うん…ゆっくり考えて…私の気持ちは変わらないから。」
私の満足気な笑顔に旦那は、気分を害したのか小さく舌打ちして、部屋に行ってしまった。
「気を付けるもなにも…そんな簡単な事じゃない…。元々の気質だもの…かなりの努力が必要になるわ。」
「じゃあ、時間が掛かっても、努力すればいいだろう!」
「えぇ…確かに…でも、私は私自身に前向きになりたいの。」
「自分に…前向き?」
「誰かに依存しなくても、自分の足で立ちたいのよ。」
ペットが芸を覚えようとしている…なんて思わなきゃいいけど。
旦那は眉間に、皺を寄せた。
「一人でも生きていける様に…資格を取りたいの。」
「一人でもって…資格なんて簡単に取れるもんじゃないぞ!」
「解ってます…凄い身体を張らないと得られるモノじゃない…でも、頑張った時に、自分だって強くなれるし、相手とちゃんと向き合える…このままだと、自分にも向き合えなくなっちゃうのよ!」
旦那は、ため息を吐いて
「意味が解らない…。家庭を守る事だって、立派な仕事だろう…。」
「ええ…凄い事よね…一番難しい事かも。」
結婚をしてみて初めて解る。
幼い頃から憧れる、可愛いお嫁さんなんて一瞬で消える。
国の土台の家庭から、旦那と子どもを送り出す。
自分がしっかりしていないと、出来ない事…。
「だから…家庭を守る…役に立ちたいの…それが出来る事、見付けたの。」
「マッサージでか?」
「ふふ…そうね…。」
「俺は…別れない…判は捺さない。」
「うん…ゆっくり考えて…私の気持ちは変わらないから。」
私の満足気な笑顔に旦那は、気分を害したのか小さく舌打ちして、部屋に行ってしまった。