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ラブカルチャースクール
第25章 Last Lesson
「…さん……琴海さん!」

朦朧としながら絶頂感の余韻に浸ってると、遠くで呼ばれてる気がした。

あぁ…覚めたくないな…。

ずっと、目を閉じてたい…。

「琴海さん!大丈夫?」

駄目か…少しずつ瞼を上げる。

「うん…大丈夫よ…セイジ。」

「そう…気分悪くないなら、安心した…。」

ふふ…優しい…。

「気分…悪いどころか、最高に良いわ。」

「クス…そんなに…。」

「うん…。」

私たちは、ニッコリと微笑み合った。

「お茶淹れるから、着替えてきて下さい。」

「は~い。」

ピョンッとベッドから、飛びおりる。

「琴海さん…何か、機嫌が良い?」

「ふふ…何でかな…妙に楽しくって。」

「そっか…じゃあ待ってるね。」

「うん…。」

セイジは隣の部屋に移った。

ポタッ……ポタッ…。

水滴が、床に落ちる。

「やだ……帰るまで、我慢してた…のに…。」

止めどなく目から溢れてくる。

「ふふ…ふっ……ひっく…終わっちゃったな…レッスン…。」

甘く…優しい…特別な時間…。

これからは、これを人に与えて、現実にすり替える手伝いを出来る様に目指していく…。

自分が経験した事も…思い知らされた事も…誰かの幸せに繋がる様に…。

「着替えなきゃ…。」

ズズッ…鼻をすすりながら、小部屋に向かった。

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