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ラブカルチャースクール
第4章 LOVE Lesson 2
ドキドキドキドキ…。

私は、レッスン室で今日の講師を待っていた。

次のレッスンに進んだのも訳があった。

前回のレベルは、『キス』までだからだ。 

他の講師で、それを引き延ばす気にはなれなかったし、新しいレッスンの初回はあの人が良かったから…。

今日はちゃんと、下着の替えも用意してきたわ。

ドアが開かれ、現れたのは…

「琴海さん、こんにちは!次のレベルに、いきなり上げて来たね。」

爽やかな笑顔、スーツ姿がキマッてカッコいい。 

「こんにちは、セイジさん!」

そう…レベルアップしたのは、早く貴方と思いっきり触れ合いたいから…。

だって、私は貴方の『ファン』だもの。

「また、琴海さんの初回に付き合えるなんて、嬉しいな~!」

「ウソ!」

ウソでも嬉しいな~!

クスクス笑ってると、お茶を出してくれながら

「琴海さん…ますます可愛くなったね。」

優しく微笑みかけてくれた。

ドッキン…。

「へっ!そん事…。」

そんな事…お世辞でもセイジに言われたら、ときめいちゃうじゃない…。

私は照れ臭くて、俯いてしまった。


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