この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ラブカルチャースクール
第4章 LOVE Lesson 2
ラウンジに戻ると、ヤナセさんが待っていた。
「琴海様、お疲れ様でした…いかがでしたか、今日のレッスン。」
美しい微笑みだけど、瞳は何かを読み取るかの様に、見透かされそうだ。
「はい!今日も楽しく受けられました!」
元気良く答えた。
「そうですか…それは光栄です。では、次のレッスンのご予約を承りたいと思います。」
ゴクリ…。
緊張する…次は、セイジ以外の人…。
「ナツ、ハヤト、コウセイ、マサキ…次のレッスンに求めたい事とか、ございましたら、適用しそうな者とか選びますが。」
綺麗な指が、素早くキーボードを叩く。
カタカタカタカタ…。
セイジ以外なら、私にはきっと皆同じだわ…。
誰でもいい…ただの場繋ぎだもの。
「じゃあ…次は、一番若い方で…。」
カタカタ!
「23歳…『ナツ』になりますね。」
「はい…。」
「畏まりました。」
キーボードの音を聴きながら、今日のセイジの感触を思い返す…。
早く…また会いたい…。
でも…皆、同じだと思った考えは甘かった。
だって選りすぐりの講師が、揃っているのが『ラブカルチャースクール』。
私は、更に身も心も…翻弄されてイクなんて…思っても無かった。
「琴海様、お疲れ様でした…いかがでしたか、今日のレッスン。」
美しい微笑みだけど、瞳は何かを読み取るかの様に、見透かされそうだ。
「はい!今日も楽しく受けられました!」
元気良く答えた。
「そうですか…それは光栄です。では、次のレッスンのご予約を承りたいと思います。」
ゴクリ…。
緊張する…次は、セイジ以外の人…。
「ナツ、ハヤト、コウセイ、マサキ…次のレッスンに求めたい事とか、ございましたら、適用しそうな者とか選びますが。」
綺麗な指が、素早くキーボードを叩く。
カタカタカタカタ…。
セイジ以外なら、私にはきっと皆同じだわ…。
誰でもいい…ただの場繋ぎだもの。
「じゃあ…次は、一番若い方で…。」
カタカタ!
「23歳…『ナツ』になりますね。」
「はい…。」
「畏まりました。」
キーボードの音を聴きながら、今日のセイジの感触を思い返す…。
早く…また会いたい…。
でも…皆、同じだと思った考えは甘かった。
だって選りすぐりの講師が、揃っているのが『ラブカルチャースクール』。
私は、更に身も心も…翻弄されてイクなんて…思っても無かった。