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ラブカルチャースクール
第4章 LOVE Lesson 2
両手でカップを持ちながら、お茶を啜る。

ミントティーだ…香りが心をリラックスさせてくれる。

落ち着かないと…。

「琴海さん、次は同じレベルかな?」

「はい…その予定です。」

だって、独占コースまで後2ヶ月もある…そこに合わせてレベルを上げて行きたかった。

レベルを上げれば、性交のテクニックも増えてくる。

セイジ以外の講師に、あれやこれやと、される自信が今はまだない…。

今のレベルは、まだ指や舌までだけど、5人一回りしたらレベルは上げないといけない。

セイジのスケジュールが、立て込んでいるから、ローテーションで場を繋ぐ…早く2ヶ月経って欲しいな…。

でも、その間…セイジは他の生徒さんとも、さっきみたいな事をしてるんだよね…。

チクチク…。

針を刺した様な痛みが、胸の奥でした。

認めたくない感情が、湧いてくる。

他にも同じ思いをしてる人が居るかと考えると、どんどん苦しくなってきた。

「そっか…しばらく会えないね…寂しいな。」

「えっ…。」

キュン…ウソでもトキメくよ。

「次…講師決めた?」

セイジの目が、少し切なく感じる。

「ま、まだです!」

「そっか…申し送りしとくね…琴海さんが、気持ち良くなれる様に…。」

「はい…。」

気持ちが良いのは…貴方だからだと思うわ…。

目を伏せて、私はお茶を飲み続けた。


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