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ラブカルチャースクール
第5章 LOVE Lesson ナツ
セイジが、優しくキスをする…

『琴海さん…大丈夫…?』

うん…大丈夫だよ…だってセイジだったら、何されても全部、気持ち良いもの…。

「セイジ…。」

「なぁ~に?」

ん…なぁに…って、セイジの声が…へ!?

ガバッて、一気に起き上がろとして、フラッとよろめいてしまったが、力強く支えてくれる腕があった。

その腕は…

「琴海さん!」

「セイジ…さん…何で?」

私、さっきまでナツにローター責めにあってた筈。

状況は、バスローブ姿でセイジの膝枕で寝てた様だ。

そんな私にセイジは、安堵して

「はぁ…良かった。ナツがやり過ぎたみたいだね。ちゃんと叱っておいたから。」

「叱って…あれもレッスンじゃ…。」

セイジは、私の顔に掛かった髪を払いながら

「確かにあるけど、事前に説明はするんだ。体調にもよるし…今日みたいな使い方は、違反だからね。今、ヤナセに搾られてるよ。」

「そう…ナツくん、レッスンの為に頑張ったのかと思ってたから…。」

セイジは眉根を寄せて、困った様な顔をして

「だから…心配だったんだ。琴海さん、何でも我慢しちゃいそうだったから。」

ポンポンと、背中を擦ってくれた。

「ごめんなさい…。」

「琴海さんは、悪くないよ。」

あぁ…やっぱりセイジは優しい…でも、何で今一緒に居るんだろう?

他のレッスンじゃなかったの?

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