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第2章 姉～秘密～

何億人の人がいる中で運命の出逢いが出来る人はどれだけいるだろう
出会った瞬間に恋に落ちれる人はどれだけいるだろう

私は五歳でその幸福に恵まれた
生まれたばかりの彼は私の為に一番近い存在として現れたんだと確かに感じたのだ

（熱い…）

弟の唇が触れた場所が火傷を負ったかのように熱い

何十年も我慢してきた感情がそうさせているのか…
それとも女としての私が彼を求めて止まないせいだろうか

濡れた下着を脱ぎベッドに滑り込む