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天海家の禁断感染
第3章 弟~嫉妬~
「話ってなにー?」
恋愛うんぬんの話しなんて思ってもいないだろう
緊張感のない声で不思議そうに俺を見る
「あー…っとな…」
ドアを入ってすぐの場所で言葉に詰まる俺をベッドに座った妹が笑う
「下着見た事謝りに来たの?」
ギクリとして顔を上げると妹は小悪魔では軽過ぎると思う程、意地悪な微笑みで俺を見る
(気付いてたのか…ど、どうしよう…なんか言い訳はないか!?)
「あはは!稔ってほんと真面目だよねー!なんの事?とか言って流せば良いのに」