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悪魔みたいな幼馴染
第9章 09
いつも行っていたカフェスペースに今日も千紗の姿はない。
アパートにはいるかな。
でも、カフェスペースを通り過ぎる時、近くのベンチに見慣れた顔の女がいた。
千紗の友達だ。
「亜美〜、お待たせっ!」
千紗がどこにいるか聞こうと思ったら、千紗が来た。
タイミングが良すぎる。
今このタイミングを逃したら次はいつ会えるか分からない。
「ちぃ、今日部屋行っていい?」
「………」
「買い物行くなら着いていくけど」
「じゃあ亜美、また月曜日ね」
俺って透明人間なのか?
千紗に俺って見えてない?
千紗の友達は俺と目が合ってるから見えてるはずなんだけどな。