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悪魔みたいな幼馴染
第11章 11

凜空と普通に接するようになって、私たちは大学2年生になった。


元々1年間でやると決めていたバイトは辞めて、お金は十分貯まった。


それでもまだ引っ越しをしていないのは、毎日のように凜空が私の作ったご飯を食べに来るから。


「ちぃ、今日は一緒に寝てもいい?」

「駄目」

「可愛いペットだろ?」


誰も可愛いなんて言ってないし、自分でペットって言うのはどうかと思う。

私が引っ越したらご飯もまともに食べなくなりそうなこのペットはどうしたらいいんだろうか…。


眠くなってきてベッドに移動すれば、後ろから着いてくる。


「ハウス」

「俺のハウスはちぃがいるとこだから」


なんだそれ。


無視してベッドに寝転べば、ペットが潜り込んでくる。

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