この作品は18歳未満閲覧禁止です
悪魔みたいな幼馴染
第2章 02
そして遂に土曜日。
駅で亜美と待ち合わせをしているから、そろそろ出ないといけない。
戸締りの確認をして部屋を出て鍵を閉めていると、最悪のタイミングで悪魔が現れた。
隣にはその悪魔に腕を絡ませている女も。
1番見たくないものを見た気がする…。
「ちぃ、バイトは?」
「………」
「もしかして合コン?」
「………」
隣に女の子がいるのに、なんで私に声かけるんだろう。
女の子だっていい気はしないはずなのに。
その証拠にその子からはすごい睨まれてるし。