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悪魔みたいな幼馴染
第5章 05
大学での帰り道、震えるほど寒くてできるだけ急いでアパートに戻った。
直ぐに暖房を付けたけど、体の震えは一向に収まらない。
もしかして風邪をひいてしまったか。
不幸中の幸いは、今週はもうバイトは入ってない。
店長夫妻は旅行に行くって言っていたし、迷惑をかけることは無いから少し安心だ。
でも、体の節々まで痛くなってきた私は、熱を測るためにベッドから出るのも億劫になってしまった。
そんな時、スマホが鳴った。
電話の相手は凜空。
何…、たまにはタイミング良い時もあるじゃん…