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悪魔みたいな幼馴染
第7章 07

でも、避けているけど鍵だけは返してもらいたい。


お昼を食べ終え、学食を出ようとしているといつも私と亜美が使っていた席には凜空がいた。


「ねぇ、鍵返して」

「え〜やだ」


最悪…。

こっちは真剣なのに。

この巫山戯たような返答にイライラしてしまう。


「早くして。この後講義あるんだけど」

「今じゃなくてもいいじゃん」

「勝手に部屋に入られるのが嫌なの」


私は都合のいい女なんかになりたくない。

昨日の事は最初で最後の不貞だから。


「ちぃと俺の関係なんだからいいじゃん」


そう言って私に手を伸ばしてくる。


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