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碧い雨の夜に…
第4章 【感情的に……】
視線合わすと絶対食べられる。
だから意地でも合わしたくないけど
「あっ…ちょっと」
ショートパンツからのぞく生足にキスするの反則だよ。
その気じゃなくても簡単にその気にさせられるのは、私も沼ってる証拠。
抗えなくさせるの上手い。
膝立てられてどんどんアソコに近付いていく舌先。
ゴクリと喉が鳴る。
何、期待しちゃってるんだろう。
自分のリズム狂わされてもナオだから仕方ないかって思っちゃってる。
許しちゃいけないところでもこの視線を向けられたらお腹がギュッとなる。
下がっていく舌先。
ゆっくりショートパンツもショーツも捲られてダイレクトに届く。
髪の毛掴んで全身反って喘いでしまう。
意志に反して崩れていくこの瞬間が堪らなく綺麗なんだって言うの。
「あぁっ…あぁっ……ナオっ…ダメ…っ」
背中が跳ねるほど痙攣してクリイキした。
ぐったりしたところでまた繋がろうとする。
ここまで絆されたら簡単に許しちゃう私も私だ。
早く来て…とも思う。
ねぇ、私たちこんなんで大丈夫?
絶倫彼氏を持つと皆、こうなのかな。
あぁ、踊りたいのに……ストレッチしたい。
コレもストレッチでしょ?ってバカ。
散々イかされた後。
「ちゃんとナカ、解しておいたよ?今日のリセちゃんも最高です」
そんな風に言われたら首から引き寄せてキスしたくなる。
トロンとした目で「バカ」って煽る。
セックスばっかしてるじゃん。
もう…!!
エヘヘって笑うな。
本当、大丈夫か?私たち。
「リセちゃん好き……本当好き」
こんな愛情表現強めな子犬彼氏を沼らせるだけ沼らせておいて置いていくのは気が引けるというか、気が気じゃなくなるんだけど。
今から言う事、驚かないで聞いて欲しい。
ソファーでイチャイチャする時間なのに正座してちょっと声のトーンを変えてみた。
真っ直ぐ向けてくれるその視線がどれほど好きなのか嫌でも思い知るよ。
「…………え?韓国?」
「うん、バックダンサーとして同行することになってて、2週間ほど行って来る」
本当はもっと前からオファーは来てて、話すかどうか迷ったんだけど、ギリギリになるまで本決まりかどうかわからなかったから躊躇してた。
正式に決まったと今日、オーナーから連絡が来て。