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Biastophilia💋
第1章 Biastophilia
叱責は完全なるマゾヒストに堕ちてから。
まずは彼のしょうもないプライドを刺激して心地良い空間を作り上げてから、彼がどの分類のマゾヒストに堕ちるのか、冷静に分析していたの。
基本的に褒めて伸ばす方針だったけど、
大して期待はしていなかった。
だって横柄な態度を中々崩せないサディストだったから。
せいぜい、痛みを快感へ変換出来ない、我儘な受け身型のMだろうと予想していた。
だけど、結果的に彼は私の予想を裏切ったの。
とても良い意味で。
彼は肉体的な痛みにも耐えられる、一般的にハードとされる受け身型のマゾヒストに堕ちた。
頬を染めながら、自信の無い、ボソボソとした声でアナル調教や射精管理を申し出る彼の姿に、私は酷く加虐心をそそられた。
海外モデルのように細長い手足を持つ男を四つ這いにさせて、調教済みのはしたないアナルにたっぷりのローションを塗り込んだ後、極太のディルドを挿入すると喜ぶの。
その時、彼のペニスにはステンレス製の貞操帯を付けて、
いつも奥さんとのセックスに使用している、雄々しい陰茎を、この時は私が支配するの。
アナルでイく快感を覚えた彼のご褒美は、
無論圧迫されながら私の秘部を舐め回すクンニであって、
最後まで精を吐かせる事はしないけど、
偶にその望みを叶えてあげる事がある。
身動きが取れぬように、ベッドに仰向けに彼を拘束して、時々我慢や寸止めをしながら手コキで射精に導いた後、そのまま亀頭を弄り続けるの。
そして限界を迎えると、大量の潮を吹くの。
潮吹きに至るまで、私はずっと優しく声を掛けてあげるの。
「出していいよ。」「恥ずかしくないのよ。出しなさい」って、とびきり優しくね。
彼は野太い声で喘がないし、
「イかせてください。」とお願いもしない。
ただ顔を赤く染めて瞼を閉じながら、「アッ」って短い悲鳴を上げて、急激な尿意と共に潮を放出するの。
その後、息を切らせながら開かれた彼の両眼は、陶酔感で一杯なの。
サディストの面影が一切無くなった
彼の表情を見るのが堪らなく好きだった。