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疑似恋愛(仮)
第4章 ~人違い~
振り返ると圭太が立っていた。




「なんだ?君は?関係ないだろう。」




「嫌がってんだろ?それに関係あるし」





圭太は百合を掴んでいたおじさんの手をひねりあげた。




「いたたたた。…あいちゃん。誰だい?話が違うよ?」




「あ…あの…あたし、あいじゃありません」




「へ?違うの?だって…」




「間違えだって言ってんだろ。消えろよ。おっさん」





と圭太はおじさんを突き飛ばした。




おじさんはばつが悪そうにそそくさと店を出ていった。




「…圭…太くん。ありが」



「馬鹿やろう!ぼうっとしてるからあんな奴に声かけられんだろ!」




お礼を言う前に怒鳴られてしまった。



「ご…ごめんなさい」





「全く…そんな格好してるからだろ。自覚しろよ。もっと」




「え?自覚?」





【ぼうっとした性格のこと?】



「なんでもねぇよ。ったく。オレが来たから良かったけど…あのままだったら、お前やられてたぞ!」




「なにを?」





全く検討つかない。
と言った顔の百合。



「はぁ…これだから…天然…」




圭太は脱力した顔で笑った。




「え?なに?なに?」




「なんでもねぇよ。とにかくそんな格好でブラブラすんなよ」




「…似合わない?」




【似合いすぎて…可愛いから変な奴が絡んでくるんだろ…まったく】




「ここではな」




「そっかぁ…」


百合は確かに…と頷いた。



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