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激しくしないでっ!
第5章 感度、上昇!
「涼川さんのここ、キツイのに、ヒクヒクしてて俺の指締め付けてくる。馴らせばすぐ入りそう……そんなに欲しいの?」
「もう、言わな……で」
羞恥のせいか快感のせいか、もしかしたら両方か、彼女の声は酷く震えていた。
ずっと生殺しにされてるんだから、これくらいしたっていいだろう。AV受け売りの『言葉責め』をしながら、俺は右手で制服のポケットを漁り、携帯を取り出した。
いまだパカパカな携帯なのは、あまり気にしちゃいけない。二年契約終わったら買うもん、スマホ。
「顔、ちゃんと見せて」
携帯を開き、彼女の顔を照らす。
「やっ」
びっくりしたらしい。片目をすがめ、体を引く。
彼女の中に埋めた指を動かすと、途端に彼女の顔が快感に歪む。
「顔伏せないで。涼川さんの感じてる顔、見たいの」
ふるふると首を振る。
でも俺は、携帯で照らすのをやめない。光が消えるたび、また操作してつけて、何度も彼女の乱れた顔を映し出した。
「変……態」
「涼川さんに言われたくない」
涼川さんは咎めるように口を尖らせるけれど、それも一瞬だった。