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タワマン〜墜ちた女達〜
第15章 温泉旅行 晴香と礼奈編
晴香は不倫という罪悪感を感じながらも、それを越える幸せも感じる。この時間を大切にしたいと思いつつ、狩野の肩に頭を預ける。狩野はそっと湯の中で太ももに手を添える。厭らしい手つきではなきな、優しさを伴ったその手を晴香は両手で包み込む。

「こんな幸せな時間があると…怖くなります…。いつか地獄に墜ちるんじゃないかと…。」

「その時は一緒に墜ちるさ…。」

「はい…。それなら…怖くないです…。」

晴香は狩野となら墜ちても構わないと思い、狩野は墜とすのは自分だと考える。微妙に違った考えだが甘い雰囲気に二人は酔う。
やがて狩野の手つきが優しいものから厭らしいものへと変わる。

「んっ…。はぁっ…ん♡なんか…手つきが厭らしく…。」

「ああ、気の所為じゃなく、厭らしく触っでるぞ?」

「もう…。本当にいじわる♡」

「何度も言うが、それは晴香が可愛いからだぞ?」

「そういうところがいじわるですぅ…。あはぁっっ…♡あぁっ…ん♡んぁっ…。ひゃぁん♡」

狩野の愛撫に徐々に激しく身体を悶えさせる晴香。それに合わせ、狩野の愛撫は激しくなっていく。

パチャパチャと水音を立てて、晴香が乱れる。黒髪をアップし、露わになったうなじに狩野がキスをする。

「はぁっ…♡あぁん…。んふぅっ…。孝宏さぁん…。蕩けちゃうぅっ…♡はぁっ…ん♡」

晴香は狩野にしなだれかかる。互いの唇が近づく。狩野は唇。首筋。鎖骨。胸へと唇を這わせていく。

「あはぁっっ…♡はぁぅっ…んひぃ…♡んふぅっ…ぅん。あぁっ…。もっと…たくさん…触れてぇ…♡あはぁっんん!」

晴香は湯の中でそそり勃つ狩野のモノを握り、ゆっくり扱く。すでに硬くなったソレはお湯よりも熱い。ピクピクと暴れ出しそうなソレを優しく扱いていく。二人は互いにねっとりと愛撫し合い、静かに興奮を高まらせていく。

やがて、狩野が岩場に腰かけると、晴香が口で奉仕し始める。礼奈にさせたのと同じ場所。晴香は知らないが、礼奈と同じ行為をさせていることに狩野は興奮を覚える。

「ンぢゅっぷっ…。ぢゅっぷぅっ…。孝宏さぁん…。気持ち良いですかぁ…?ぢゅるっ…る。ちゅぷぅ…。」

「ああ、最高だ…。でも胸も使ってほしいな…。」

「ふぁい…。んっ…。ンジュる…。ヂュポッヂュポッ。ンクッ…。んムゥ…。んヂュぅ…。ヂュるるっ…。」

晴香は狩野の言う通り、胸を使って挟み込む。
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