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第5章 変態紳士

あれっ？
健太君のあの顔、どこかで見たような？
そういえば、あのとき社長の部屋で……。

めるが先週の金曜日のすみれの部屋での「特別な出来事」を思い出す。

確か社長が「健太君は童貞だけど、お尻は処女じゃないのよ」みたいなことも言ってたはず……まさか、健太君のお尻の処女を奪ったのは九条和也とか？

健太の顔を見ながら、めるはそんな想像をしてしまう……そしてめるのその想像は当たっていた……。