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背徳遊戯、憧れの社長はミストレス
第12章 背徳映画館
「誰もいないとつまらないけど、人が多すぎても何かとやりづらいから、十人ちょっとくらいが丁度いいのよね……」

さっきの「丁度いい」の意味を説明しながら、すみれがめるの首輪のリードを引く。

ナナは後ろからめるの背中を押す。

めるがヨロヨロと歩く。

すみれがめるを中央の通路の後ろに引っ張って行く。

男達がスクリーンを見ずに後ろのめるに視線を向ける。

めるの光る首輪を見て男達の目も期待で輝く。

めるは知らないが、蛍光色の光る首輪は「パートナーが許可を出したら、下着の上からならお触りOK」の目印なのだ。
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