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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第14章 特別クロッキー会②
「じゃあ先生、あなたから梨果ちゃんに言い聞かせてくださいよ。」

「えっ!?」

「そうだよ梨果ちゃん、親の言うことは聞くものだよ。」

田村氏と川瀬氏がとうとう変貌してきた。
真田氏と富山氏は期待して静観していた。

講師は梨果に近づき梨果に言った。

「梨果、…ソコを開いて見せるんだ。」

「いや…。」

小さな声で梨果が囁く。

「先生、“ソコ”じゃわからないってよ。」

川瀬氏が畳みかける。

「梨果…お、おまんこを手で広げて見せなさい…。」

「お…お父さん…。」

「すまない…頼む…梨果…。」

「……。」

「先生、もう先生が直接開いてくださいよ。家族なんだから触ってもいいでしょ。」

凄む川瀬氏。

「か、勘弁してください…。」

「いやいや、先生が開いても梨果ちゃんのポーズにならないでしょ。」

深刻になりそうなムードを真田氏がやんわりと壊した。

続いて私が進言する。

「ここれで良しとしましょう。さっきから梨果さんを一人の人間とは思えない扱いをしてますよ。」

「確かに。ちょっと冷静になりましょう。」

「あんたはさっき一発抜いたから冷静なんでしょ?」

「あはははは。」

富山氏に対する真田氏の突っ込みが軽快だ。

しかし川瀬氏は真っ赤になって私に向かって怒鳴りつけてきた。

「おい!お前!いつもあんたは俺の邪魔ばかりしやがって!それに俺に説教しよってのか!」

「まぁまぁ川瀬さん、落ち着いて。」

真田氏がなだめる。

「うるせえ!お前らだってオマンコが見てえんだろ?芸術家面して俺を悪者にしやがって!」


「やめてください!!」

全裸の少女が叫んだ。

「…やります、自転車屋さんの言うとおり。」

「いや、梨果ちゃん無理しなくても…。」

「富山さん…、ありがとうございます。大丈夫です。…やります。」

皆黙ってしまった。

「ただ…私のココ、変なので笑わないでください。」
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